[Nhd] zu Hause, nach Hause, im Flugeとかの-eって何?

zu Hause, nach Hause, im Fluge, im Laufe, am Tage …
このように3格支配の前置詞と男性・中性名詞の組み合わせで名詞に語尾-eがつく時があります。
名詞単体で用いられる場合も-eがついている場合がありますね。

これを
習慣化(熟語化?)しているからこう覚えなさい、
昔からの習慣だけど別に-eがなくてもいいよ、
などなど
人によって様々に習っていると思います。

この3格の時につく語尾-eは何だろうと思ったことありませんか?
先生によっては昔の名残と教えてくれるかもしれません。
確かにこれは昔のドイツ語の名残です。

これは1000年以上も前の古高ドイツ語(ca. 500-1100 n.Chr.)まで遡ります。

その当時、だいたいの男性・中性名詞の3格の語尾には-eが付いてました。[1]n型とかer型などは-eは付かないですが、母音型に関しては-eが付いていたと思います。
例えばTag(ahd. tag)では:

Sg.Pl.
N.tagtaga(-ā)
G.tages(-as)tago
D.tage(-a)tagum,-om,-un,-on
A.tagtaga(-ā)
I.tagu,-o

のように変化します。3格(D.)の語尾に-eが付いていますね!
それが現在まで脈々と受け継がれてきて一部習慣的に見られるようになっています。


NS.
Pl.D.の語尾はなんかいっぱいありますが(a-Stämmeの場合は)、

Im D. Pl. gilt in der ältesten Zeit -um (seltener -om); im 9. Jh. ist -un und -on die herrschende Form, und zwar gilt -un mehr im Oberdeutschen, -on mehr im Fränk. (Braune/Mitzka:1963, S.183)

らしいです。

Literatur

W.Braune/W.Mitzka. (1963): ALTHOCHDEUTSCHE GRAMMATIK 11. Auflage. Tübingen:MAX NIEMEYER VERLAG.

Fußnote

Fußnote
1n型とかer型などは-eは付かないですが、母音型に関しては-eが付いていたと思います。

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