明示的派生と暗示的派生 – Explizite Ableitung und Implizite Ableitung

数学にも暗示的派生があるらしいですが、数学はさっぱりわからないので今回は言語学の造語においての明示的派生(Explizite Ableitung, Explizite Derivation)と暗示的派生(Implizite Ableitung, Implizite Derivation)の紹介です。

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Explizite Ableitung

接頭辞(Präfix)や接尾辞(Suffix)の接辞(Affix)を用いて語を派生する場合、これを明示的派生(Explizite Ableitung)といいます。
z.B. die Kraft -> kräftig, dort -> dortig, usw.

また例えば-chen, -leinなど接尾辞は縮小辞であり、派生を起こしません。
z.B. die Frau -> das Fräulein, die Blume -> die Blümchen, usw.

Implizite Ableitung

暗示的派生は接辞を用いずに、幹母音の変化を起こすタイプです。
何らかの造語要素が添加されず、幹母音の変化のみで派生を起こしていた場合はこれに当てはまります。
z.B. warf(<werfen) -> der Wurf, befind -> der Befund, band(<binden) -> der Bund usw.

これだけです。

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